広域の無線通信

広域の無線通信

MCA無線機は日本全国にある中継局間を高速デジタル回線で結び、広域の無線通信を可能にする全国ネットワークを構築しました。エリア内であれば北海道から九州、沖縄まで、広域に渡る無線通信が可能です。運送会社では、MCA無線機の広域無線通信網を利用することで、日本全国を長距離移動するトラックとの無線通信も可能にしました。緊急災害時においても万全の体制で通信ラインを確保できるので、どんな状況下であっても通信が可能で安心です。

IP-VPN(広域無線通信網)で日本全国どこでも通信可能

MCA無線はIP-VPNと呼ばれる業界初の広域無線通信ネットワークを利用しています。従来の無線は狭い範囲での利用・運用に限られるというイメージが強いかもしれませんが、IP-VPNを利用することで全国にある中継局を経由し、日本全国どこからでも、広域の無線通信が可能となっています。
広域無線通信は様々な状況で活用することができます。例えば、運送会社では日本全国を広域移動するトラックとの無線通信を可能にします。これにより業務の効率化をはかることができます。
地震や大雨、大雪などの緊急災害時においては、混信に強いMCA無線を活用することで、携帯電話では通信確保が難しい状況においても、広域無線通信網によって確実でクリアな通信を可能にします。
また、通常は電波が届かない海上においても、MCA無線の広域無線通信はクリアな音質による無線通信が可能です。実際に導入していただいた海上業務に携わる企業様からも好評を得ています。

広域通信ネットの構成
IP-VPN専用通信網
通信事業者の保有する広域IP網を経由して構築される仮想私設通信網(専用の通信ネッ
トワーク)のこと。
MCA無線では、このIP-VPNを経由して全国のBSC(通信制御装置)が接続され、広域での無線通信が可能となります。

800MH帯デジタル無線インフラ構成図
通信制御装置
無線中継装置との接続制御を行う装置。
BSCによって広域無線通信の接続をコントロールします。
無線中継装置
送信装置、受信装置、制御装置で構成され、ユーザ無線局との無線接続を行う装置。
全国にある中継局の無線中継装置を介し、広域無線通信を可能にしています。

セキュリティと通信への強さ

ユーザーコード割り当て図
MCA無線機は通信を中継する際にユーザーを識別するための「ユーザーコード」が割り当てられます。無線通信は同じユーザーコード間でしか通信できないように設定されています。そのため広域にわたる複数間での無線通信においても、MCA無線の強固なセキュリティシステムによって通信網が守られているので、混信や割り込み、盗聴の心配もありません。また、災害時に警察署・市役所・学校・病院などの機関で連絡を取り合う際、共通のユーザーコードを使用することで迅速な情報共有を可能にします。

 

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